障害年金社労士の選び方

今や、障害年金の社会保険労務士を検索すると、数多くの事務所が挙がってきますよね。しかし、一生に一度しか経験しない障害年金の申請を初めて挑戦する方にとって、どの社労士事務所も同じように見えてしまうのではないでしょうか?
そこで、本コラムではどのような社労士がお勧めなのか、選び方をご紹介いたします。

①経験が豊富かどうかは事例で判断!

まずは、HPに載っているお客様事例を読んでみて下さい。本当にその社労士が手掛けた案件であれば、その案件のお客様とのエピソード等、独自のお話が盛り込まれています。一方で、誰が載せても同じであろう内容は、実は、社労士同士の勉強会で事例を提供し合い、いかにも自分が実践したかのようにHPに載せることが多いのです。つまり、経験豊富でない社労士でも、あたかも経験豊富なように見せかけていることがあるのです。当センターHPに載っている事例は全て私どもが手掛けた案件ですので信用していただけますと幸いです。

②対応地域が広すぎませんか?

当事務所がお引き受けするお客様は、吉祥寺のお近くの方に限定させていただいております。何故なら、必ずご本人様とお会いさせていただいているからです。本人と実際にお会いすれば、その方の重症度、どのような動作をされているか、これまでどのように生きてこられたのか、がよくわかります。

また、本当にご病気の方は通院も大変ですので、お近くの病院を選ばれている傾向が強いです。従って、お近くの方をお引き受けすれば、当方もご本人様とお会いしやすく、病院も近くになって受診に同行しやすい、という利点があります。更に、皆様同じ病院に通院されていることが多く、この地域の病院事情には精通している自信があります。

他県、全国対応、電話のみでOK、郵便のみで対応可、ZOOM面談可能…本当にお客様とわかり合えるのでしょうか。

③社労士が対応していますか?

多い対応として、問合せのお電話や面談で社労士資格のない事務所職員が相談員としてお話を聞き、事務所代表の社労士の名前で障害年金を請求するパターンが見受けられます。その場合、万が一不支給決定になったとき、不服申立の代理人はどなたが行うのでしょうか?請求時にはかかわってこなかった社労士が、不服申立から突然関与するのでしょうか?思うに、その事務所は最初から不服申立は引き受けない方針なのでしょう。つまり、最初から決定するであろう案件だけを受任し、困難で手間のかかる案件は避けるということではないでしょうか。当センターでは、必ず社労士が相談時から対応します。ご安心下さいませ。

④売上主義ではありませんか?

売上のために障害年金を手掛けている社労士事務所が多いのも事実です。どのような信念で行っているのか確かめてみて下さい。特に、費用について説明してもらいましょう。着手金0円でも、追加で都度費用を請求する事務所もございます。そもそも考えてみて下さい。着手金0円で、最低限かかる事務経費をどうまかなっているのでしょうか?しかも、本格的な社労士は、本やインターネットでは買えない血のにじむような思いで積み上げてきた経験で仕事をしています。着手金0円にはカラクリが必ずあるでしょう。例えば、未だ経験の少ない社労士が、とにかく経験を積むために安価でまずは件数を多く受任しようとしている場合などです。また、着手金0円とする社労士は、障害年金が決定した場合の報酬を高額に設定している傾向がございます。遡及請求の場合は「決定された年金額の2か月分に加えて初回年金額の10%」「初回年金額の11%」と設定しているケースや、事後重症請求でも「年金額の2.2か月分」と設定しているケースです。結果的に大変高額な報酬を支払うことになります。

⑤不服申立(審査請求、再審査請求)まで手掛けていますか?

不服申立を行いますと、決定書が送付されてきます。決定書を読めば、年金機構が現在はどのような考えで障害年金を認定しているのかがわかります。それを続けることが本格的社労士の勉強のあり方の1つだと実感しています。しかし、この不服申立にかける時間と労力は莫大なもので、最も専門性が要求される業務ですから、社労士にとってはかなりの覚悟が必要です。私もこの1件のために何日も費やしながら証拠収集を行い、審査請求書を何ページも作成するのに何日もかけています。当然、効率性を求める社労士は、不服申立を避けるでしょう。「不支給になったが、障害年金の申請から依頼した事務所に不服申立を断られた」とご相談を受けることがございます。特に社労士でない事務所職員に丸投げし、件数を多くこなすことに重きを置く事務所によくある傾向です。
当センターは、お客様とこちらとの信頼関係が築き上がっていれば、決定してしまった等級に疑問を感じた場合、引き続き不服申立に挑戦させていただいています。この信念が高く評価されており、お陰様でお問合せを数多くいただいてまいりました。

上記を強く訴えてまいりましたが、結局は「お客様とその社労士が合うか合わないか」だと思います。二人三脚で進める案件ですから、お互いに不信感があると納得いく成果物は仕上がりません。
必ずしも当センターを選んでいただかなくてもかまいませんので、お友達を選ぶときのような直感を信じていただければと思います。

 

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