うつ病 40代女性 障害基礎年金2級
上京した当初は、開業医の実家から大量に持ち出していた睡眠薬と安定剤を服用していました。自身は薬剤師です。
イライラの改善を期待してクリニックを受診しましたが、精神異常がないのに医師から異常の可能性を指摘されたのが気に障り、再受診しませんでした。薬剤師の仕事は作業やコミュニケーションに問題があり、毎日疲労困憊だったものの、勤務先の薬局から個人買いで薬は入手することができ、精神科を受診しなくても薬に不自由することはありませんでした。ところが、不眠・イライラ・希死念慮・意欲低下が強くなり、退職に至ります。ようやく精神科を受診し、最初のクリニック受診からは1年6か月経過していたため、障害年金の請求を決意。
結果として、障害基礎年金2級が認定されました。長期間通院していなくても、症状が継続していて服薬していれば、受給できるのだと実感しました。