統合失調症、自閉スペクトラム症　20代男性　障害基礎年金2級

この方は、幼少時から音に過敏でした。また、小学生になると、授業に集中できず手遊びする、算数は理解できず特に空間把握が難しい、宿題の期限を守れない、物を頻繁に落として壊してしまう、忘れ物や物の紛失が多い等の兆候が見られ、周囲と異なる個性のため、イジメにあいます。初診の病院ではADHDの疑いと言われましたが、その後海外留学すると不安で大量服薬してしまい、次の病院でADDと診断されます。

高校を中退後は、不特定多数の人達が悪口を言っている感じが悪化。他にも、不眠、頭痛、意欲低下、パニック等で統合失調症と言われるようになります。

結果として、障害基礎年金2級が認定されました。この方は、生きづらい中、自分で一生懸命何とかしようとされています。でも思うようにならず、時には親御様とも上手くいかず、ご本人様を見てもお母様を見ても、何とも言えない気持ちになります。今後も、応援し続けています。