脳出血 50代女性 障害基礎年金2級
この方は、ご依頼を受けたとき、お兄様が初診日証明(受診状況等証明書)と診断書を既に取得されていました。しかし、病歴就労状況等申立書が書けずに数か月間ストップしてしまっているとのことでした。
ご本人様にお会いすると、右脳出血なので左上肢・左下肢が完全に麻痺しており、杖を使っても歩行に大いに支障があります。肢体の診断書は、補装具を使用しない状態での日常生活動作を記載しなければなりません。しかし、既に取得済みの診断書を拝見すると、この方は、杖を使用しなければ10mも歩けないと思いますが、「できる」とされていたり、タオルを絞ることが「できる」となっていたり、その他の項目もあまりにも軽症に書かれておりましたので、これは訂正依頼が必要だと思いました。従って、次回診察時に同行させていただき、お医者様のプライドを損ねないように訂正をお願いいたしました。そして、もちろん、病歴就労状況申立書はこちらで作成させていただきました。
結果として、障害基礎年金2級が遡及で認定されました。この方は、左片麻痺でも言語に支障は生じていないので、本当に明るく過ごされています。脳出血はお年寄りの方が多いですが、その中で、この明るい50代前半の女性がいらっしゃれば、リハビリセンター内の方々も和まれるのではないかと思います。いつまでも健康で周囲に🌸を咲かせ続けて下さい。ありがとうございました。