乳癌 50代女性 障害厚生年金3級
癌で標準治療(手術や抗がん剤)を拒否されていらっしゃる方を時々お見受けします。この方は一人暮らしで、会社に癌であることを告げず、必死に疼痛をこらえながら、何と、フルタイムで就労されていました。
実際にお会いすると、本当に強い女性です。かつて親戚の方が抗がん剤と戦っていた姿を覚えているため、自分は抗がん剤を希望しないとのこと。しかし、現実には、夜中も痛みで睡眠障害があり、昼間のお仕事に支障が出ています。うつ気味でもあり、精神科にも通院されていました。易疲労感・全身倦怠感もあり、長時間の起立は困難です。職場から受けている配慮を請求書類に落とし込めないため、診断書に障害認定基準の「全身の衰弱」の詳細を主治医に記入していただきました。
結果として障害厚生年金3級に認定されました。癌の障害年金は、ご家族からのご依頼が多いのですが、この方の単身での生き様に感動いたしました。今後も応援させて下さい。ありがとうございました。