第5・第6頸椎損傷【交通事故】30代男性 障害厚生年金2級

4年前、休日に友人と遊んだ帰路、横断歩道を歩行中、乗用車にひかれて頸椎を骨折されました。当初は首にコルセットを巻かれてベッドに寝込んだまま。左肘も左手指も曲げられず、足は痺れが顕著だったそうです。最終的には、左片麻痺が残存しました。現在も杖歩行で、直ぐにバランスを崩してしまいます。明らかに筋力は低下していそうでした。もちろん、日常生活も相当な不自由を強いられています。

問題は、既に損害賠償金を受けていたことです。障害年金は、損害賠償と調整されてしまいます。この方は、平成26年の事故でしたので、まだ調整期間は24か月の時代です(現在は36月)。また、現状を拝見しますと、明らかに2級以上だと思えましたので、障害年金を遡及請求する価値はあると判断しました。

結果として、障害厚生年金2級が遡及で認定されました。このお客様は、事故当時のことがご自身には全く記憶がありません。従って、第三者行為届等の障害年金の書類は、過去の保険関係の書類や弁護士さんとのやり取りの文書を参考に仕上げました。

時々思うのですが、着手金0円や報酬の低い社労士さんは、交通事故のようなご自身では動けない方々の案件が来た場合、全てをサポート出来ていらっしゃるのでしょうか???報酬体系に疑問を持たれた場合は、「どこまでサポートしてくれますか?」と聞かれた方が良いでしょう。もしかしたら、病歴就労状況等申立書や第三者行為届はお客様にご作成いただいたり、診断書の受け取りをお客様に行っていただいているかもしれません。着手金も0円と言いながら、「事務手数料2万円」を請求されるかもしれません。

 

お問い合わせ・無料相談

お電話お問い合わせ:070-6426-9465(平日:8:00~20:00)