多発性硬化症 40代女性 障害基礎年金2級

この案件は、多発性硬化症と変形性股関節症が混在しているケースでしたので、変形性股関節症で差引認定されずに、純粋に多発性硬化症で2級が認定されるように試行錯誤しながら申請いたしました。

この方は20歳時に初診があり、当初から多発性硬化症の確定診断を受けていましたが、何度も再発→寛解→再発を繰り返しており、20年後の現在では、寛解はなくなりました。立ち上がる際にはフラつき、頻繁に転倒。片足で立とうとするも不可能。長座もバランスがとれないのでできなくなりました。会話はろれつが回らないせいか、子供たちに何度も聞き直されるようになりました。手の振戦と痺れ、握力低下、記憶力低下、顔面麻痺、眼が眩しく視野も狭くなっています。歩行は左足が後から追っかけてくるような歩き方になり、昨年、階段から大きく転倒。現在は、外出時は車椅子になりました。

結果として、障害基礎年金2級が認定されました。この方はお子様が3人もいらっしゃるのですが、ご主人と上手に連携しながらお子様のしつけをしっかりされており、礼儀正しいご夫婦で、感嘆の連続でした。「今後もお付き合いさせていただきたい」と心から感じた印象深いお客様でした。

 

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