多発性筋炎【人工関節】 50代男性 障害厚生年金3級

この方は、もともと多発性筋炎でした。膠原病治療のためのステロイドパルスが原因で両大腿骨が壊死し、人工関節に至った方です。問題は、多発性筋炎の初診が初診日なのか、大腿骨壊死の初診が初診日なのかで、受診状況等証明書の取り方が変わってきます。また、この方は現在もフルタイム就労ですので、ご自分では請求書類を準備する時間の確保も難しいとのことでした。

実は、大腿骨壊死の場合は、膠原病の初診を初診とされることが多いと感じています。しかし、今回は、多発性筋炎の初診の病院と特発性大腿骨頭壊死症の初診の病院が同じ病院でしたので、受診状況等証明書1枚に両方の初診日を記入していただきました。

結果として、障害厚生年金3級が認定されました。初診日は大腿骨壊死の日でした。このお客様はフルタイム就労に対し、私も外出が多く事務所には不在のことが多々ございまして、電話でのやりとりにはご不便をおかけしました。途中からメールのやり取りにご協力いただき、ありがとうございました。

 

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