網膜色素変性症 50代女性 障害厚生年金1級

この方は網膜色素変性症と膠原病(皮膚筋炎)を患っており、障害年金に該当するか両者とも経験のある当事務所へご依頼されてきました。お会いしてみると、網膜色素変性症の方は、あまり見えていないご様子でしたのでご自分での手続きは難しそうだなと感じました。一方、皮膚筋炎は障害年金には該当しそうもなかったので、眼の障害年金のみで申請することにしました。

夜盲から始まり、目の前の人や物にぶつかるようになります。色の認識の違いも出現し、大病院へ紹介されたところ、確定診断を受け「治らない病気なので半年に1度来て下さい」と言われます。次第に文字も欠損して見えるようになり、夜は全く見えなくなります。白内障の手術をしても直ぐに症状が悪化してしまいます。今では、外食するとメニューは読めず、何がテーブルの上に並べられているかもわかりません。ご本人様は3級に該当すれば良いとお考えのようでしたが、診断書を取得してみると明らかに1級でした。

結果として、障害厚生年金1級が認定されました。見えていなくても自分にできることは何かを一生懸命探されており、その工夫されて生きているお姿に感動してしまいます。お人柄もとても良い方で、周囲の色々な方々から手を差しのべられている方でした。

 

お問い合わせ・無料相談

お電話お問い合わせ:070-6426-9465(平日:8:00~20:00)