うつ病エピソード 障害共済年金1級
ご依頼は、市の相談員の方からでした。アパートで独居生活されており、一人ではどうしても動くことができず、保健師、ヘルパー、訪問診療、訪問看護、包括支援センター等あらゆる方面からサポートを受けている方でした。
食事はNPOがパンを届けてくれ、夕食は宅食が届きます。入浴と着替えは殆どしていません。居室内は足の踏み場が辛うじてある程度。掃除と洗濯はヘルパー。金銭は全て義兄が通帳まで管理しています。通院はタクシーと車椅子で保健師が同行。人とのコミュニケーションは聞かれたことに答えるのが精一杯。記憶力や集中力は乏しく、完全に思考停止のご様子でした。
結果的に、障害共済年金1級が認定されました。遡及については、傷病手当金がいつからいつまでいくら受給していたのか共済組合に代理人としてお聞きし、返金処理がなるべく無いように考慮いたしました。共済組合の方もご協力ありがとうございました。