脳出血【大動脈解離術後】 障害基礎年金1級
この方は、急性大動脈解離の手術後、腎臓の数値が芳しくなかったため血流をよくするための投薬が施されましたが、却ってそれが脳出血へ導かれてしまった方でした。四肢障害と嚥下障害が残存し、その後胃ろうも造設されます。約7か月後に障害者手帳1級を取得します。その後、2回目の脳出血と敗血症性ショックにより、いよいよ動くことも難しくなってしまいました。
年金事務所では初診日から1年6か月経過後の請求のご案内をされたようですが、当方は、奥様から障害者手帳診断書を見せていただいたとき、既に7か月のときには障害年金1級の状態であることがうかがえましたので、症状固定として7か月目まで遡った請求ができるなと確信しました。
結果として、障害基礎年金1級が遡及で認定されました。既に老齢年金を受給中の方でしたが、今後24時間介護付きホームで過ごされる費用がかさむでしょうから、少しでも遡及請求で多く受給していただければと思いました。ありがとうございました。