多発性硬化症 30代男性 障害基礎年金2級
初診の半年程前から胸の痛み、歩行時に突然曲がってしまったり、倒れてしまったりという症状が出現していました。ある日、倒れて救急搬送され、大学病院で、多発性硬化症と確診されました。脳生検手術を行い、ステロイドが投与されます。
現在は、貧血もあります。両手足が常に痺れ、冷えており、細かな動作ができません。お箸を使うこともボタンも難しくなりました。50m歩くと腰の筋肉が収縮していくような感じがし、車椅子を使用せざるをえません。
結果として、障害基礎年金2級が認定されました。この方は、障害者雇用として働こうとしている頑張り屋です。しかし、ご障害をお持ちの方が働くには、健常の方よりはるかにお金がかかります。少しでも早く障害年金が給付されるようにしたいのですが、ここの大学病院は非常に診断書の仕上がりが遅いです。ご自分で診断書依頼されると、何か月もかかってしまうでしょう。そんなときは、ソーシャルワーカーさんとのつながりを使用しています。