網膜色素変性症　40代男性　障害基礎年金2級

この方はご自分で障害年金の書類を作成していましたが、どうしても初診日の証明に不安があるとのことでした。初診の病院にはカルテは既に無く、そのクリニックの電子データと領収書が残っていましたが、電子データを印刷したものにはクリニック名が載っていませんでした。従って、補足説明書を添付し、領収書と電子データが患者番号から同一のクリニックであることを申立てました。

症状としては、視界全体が黄色っぽく見えることから始まります。次第に夜盲と視野狭窄が進行し、ある日突然、全体が青緑色に見えるようになってしまいました。気付くと、視野狭窄も相当だったので、手帳2級を申請しました。

結果的に、障害基礎年金2級が認定されました。恐らく、ご本人様がご準備された初診日の証明方法や病歴申立書が交錯していたご様子では審査は難しかったと思われますので、お役に立てたのではないかと思います。ありがとうございました。