膠原病(全身性エリテマトーデス、強皮症、線維筋痛症、大腿骨頭壊死【人工関節】) 40代女性 障害基礎年金2級
この方は、精神と膠原病をお持ちでした。当事務所へお問合せされる前に他の社労士さんへ依頼しましたが、他社労士さんは精神では保険料納付が未納なのでNG、膠原病の治療による大腿骨頭壊死での人工関節は3級だからNGと言われたとのことです。しかし、よく症状の内容を聞いてみると、人工関節どころか膠原病の症状で十分2級相当です。しかも、線維筋痛症のような症状もお持ちでした。「線維筋痛症のことも主治医の先生に診ていただいては?」とアドバイスしたところ、全身性強皮症から枝分かれした線維筋痛症と確定診断を受けました。
現在の症状は、倦怠感、全身の痛み、関節の節々が強張り動かない、握力消失で杖の使用も困難、頭痛がありますが、免疫力低下によりコロナにも罹患して生死を彷徨います。
結果として、障害基礎年金2級が遡及で認定されました。今後、両膝関節も変形に伴う疼痛の悪化が見込まれます。こんな症状の方が障害年金を受給できないわけ無いので、やはり実際に詳細をお聞きしなければわからないものだと実感しました。