左尺側列欠損【20歳の通院無しで遡及】障害基礎年金2級

この方は、他社労士へ既にご相談された際、20歳のときに通院していなかったため遡及できないとお断りされたそうです。しかし、先天性の左手指欠損ですから、20歳の頃も現在もご状態は同じはず。そこで、私は遡及請求をお引き受けすることにしました。

この方は、お母さまが妊娠中にへその緒が胎内で左肩に巻き付き、左上肢が成長せずに生まれてきました。生まれつき左手の小指、薬指が欠損。中指も曲がらない。左上肢の長さは健常者の肘位まででした。幼少期は何度も手術を実施しましたが、症状はもうこれ以上は良くならないとして18歳以降通院をやめてしまいました。

そこで、小学1年生のときの障害者手帳診断書を取り寄せ、20歳の頃の写真と現在の写真、現在の診断書で、症状は20歳の時も同じであったことを申立てしました。

結果として、障害基礎年金2級が遡及で認定されました。ご本人様も苦労されながらフリーランスで就労されていますので、この障害年金が今後の人生のお役に立てたのではと思います。ありがとうございました。

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