ポストポリオ 障害基礎年金2級
本件は、ポリオに罹患した幼少期の頃は海外在住だったため、来日後のポストポリオの初診日でなければ障害年金は受給できないので確実に申請したい、とのご相談から始まりました。お話を聞いてみると、確かに幼少期のポリオの症状は一旦寛解となり、学生時代は普通に過ごせていました。しかし、40代後半頃から左脚、左手、左腕、腰、臀部等にこれまでになかった筋力低下、疼痛が出現します。その後、長距離歩行は難しくなり、左肩も上がらなくなり、各部位の症状も悪化。疼痛は左上下肢をカバーしてきたからなのか、右側にも感じられるようになりました。
そこで、幼少期のポリオ罹患~ポストポリオ発症までの病歴就労状況等申立書をご参考として作成し、別でポストポリオの病歴就労状況等申立書も作成しました。そして、ポストポリオ発症まではこの病気で通院していないことを様々な添付書類で証明し、いわゆる社会的治癒のように申し立てていきました。
また、病院の受診にも同行し、ポストポリオの診断書の書き方を主治医にご説明しながら書き上げていただきました。
結果として、障害基礎年金2級が認定されました。主治医の先生、ご協力誠にありがとうございました。