大腸癌【人工肛門】 障害厚生年金3級

このお客様は、未婚で高齢の親御様と同居のため自分で障害年金を申請するしかないが、既に倦怠感が非常に強く、年金事務所へも行けないとのことでしたので、社労士へ依頼することにしたそうです。

大腸癌は手術後12年の再発率が高いと言われていますが、ちょうど2年後に同じ部位が再発します。直腸の腫瘍が膀胱と繋がってしまっていたため、原発巣の手術はできないと判断。人工肛門が造設されました。職場復帰されて抗がん剤治療を2段階行った後、腸捻転を発症します。その後は一切職場復帰できなくなりました。ロンサーフが処方されるようになり、立っていると眩暈と吐き気に襲われます。全身の倦怠感と易疲労も激しく、会社から退職勧奨されました。

結果として、障害厚生年金3級が認定されました。現時点で最後の治療手段だそうですが、それでも動くことができている(一般状態区分はウ)と判断されたのか、3級の決定は少々厳しいとは思いました。

 

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